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東光寺の日々

東光寺の暮らしのなかから創作される、詩歌や散文。

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長夜がやってくる

政治のことなどは
どうひいきめにみても
詩のテーマにふさわしくないが
秘密保護法などが法律になってしまうと
詩もうかうか書けない時代が
黒雲のようにやってくるかも知れない

軍国時代だった
私のこども時代には
詩人や画家たちも
戦争を賛美する詩や絵をかいたりして
戦争責任を問われたりした

批判精神を持つことはあっても
それを書けば投獄され
獄死する運命が待っているかも知れない
戦争を賛美することで
死にゆく若者を鼓舞することにもなった

与謝野晶子は
ああ弟よ君を泣く
君死たまうことなかれ
などと反戦歌を書いたりしたが
国民が
批判精神をもつことは
政治がもっともおそれることだ

ものを考えない人間にするために
書物を焼き払った焚書は
古代から圧政の政治家たちが
繰り返したことであった

万国の労働者団結せよを叫んだ政治体制も
圧政を敷いて自ら崩壊し
思想なき時代に張り巡らされたインターネットは
監視を増やして焚書ならぬ削除をし
圧政の実態を知らせたりすれば
秘密保護法で刑務所にいれるぞと焚書の技を振るう

自民党は
民主党が敷いてくれた愚政の反動で
長年の念願かなって
自由に圧政の鉈を振り下ろせる時代がやってきた
いまやだれもこれに逆らえないのだ

原発事故も
放射能の末永い影響も
ふたをしてしまえばなきに等しい

今日の新聞記事では
石破幹事長がブログで
マイクの大音響で反対を叫ぶのはテロである
などといいはじめた

自民党の存在そのものがテロではないか
原発の存在そのものがテロではないか
そういう政治家を送りだした
選挙民もテロリストとはいえないだろうか

気づくにはもう遅いのか
均衡は壊れてしまって
断末魔までいかないかぎりは
気づく日はやってこず
光が射してくることはないのであろう
昭和20年8月15日のような敗残の日や
再びの大地震や原発事故で
だれも住めなくなった大地に雑草が覆うまでは

fullmoon.jpg



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