東光寺の日々

東光寺の暮らしのなかから創作される、詩歌や散文。

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襲撃

 クロサギ

駐車場から東光寺山を見上げると
栗やクロガシより大きな合歓の木が
駐車場にはみだして枝をひろげ
いつも同じクロサギが一羽
合歓の木の決まった枝に羽を休めて
下界を見おろしている

一昨日から
蛙が見えなくなって
外出中なんだと思っていた

火鉢池のそばに
羽ペンにも使えそうな
大きな羽がいちまい落ちていた
カラスではなさそうな灰色の羽で
どうしてここに落ちているのだろうとおもいつつ
その羽を拾った

一昨日
火鉢池の水草が
片側に寄せられていたので
猫か狸が蛙を狙ってかき回したのだろうか
と思ったが
拾った羽を手にしながら
蛙を襲撃したのは
この羽を残した奴の仕業なんだと
今日になって気づいた

三匹の蛙は
襲われて逃げて帰ってこないのか
クロサギの胃袋で消化されてしまったのか

私が片寄った水草をもとに戻すと
蛙のいない水中から
死んだメダカがいっぴき浮かび上がってきた

































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| 東光寺山博物誌 | 18:44 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

No title

今までいろいろな動物記、昆虫記を読んできましたが、好きなジャンルです。楽しみながら読ませていただいています。

| kitsunenobotan | 2012/08/03 19:39 | URL | ≫ EDIT

No title

続編が読みたいです。

| | 2012/08/12 21:23 | URL |















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