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東光寺の日々

東光寺の暮らしのなかから創作される、詩歌や散文。

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高野山で四度加行の時に詠んだ短歌他

    真言密教 高野山 四度加行(1987年3/15〜8/30) 徒然歌 

   
             山 内  宥 厳


   理趣經加行結願

しとど降る雨だれの音身にしみる
円通律寺昼食を待つ

雨あしのすぐ目の前がもやうなり
本堂の様墨絵の如く

百禮の膝の痛みもうち忘れ
大師御寳號千遍唱ふ

身はひとつ思ひははるか天がける
縁あるひとまだ見ぬあした

胎内にゐるが如きかくらやみを
破りて響く三通三下
         入 堂 四 時

二十四人行者の唱ふ読經の音
堂にこもりて天の樂なる

あすなろの大樹の姿たくましき
円通律寺で學ぶわれらも

無言にて打ち並びゆく下駄の音
如法衣の黄色苔生した墓地

指折りて数へることはあきらめり
けふ一日を貴しとして

佛縁に結ばれてあり法衣着て
弘法大師の御廟に参る

白糸で蝙蝠傘に名前書く
木綿の針の似合はぬわが手

左手に数珠をくりつつ百禮す
オンサラバタタギヤタハンナマンナノウキャロミ

南無大明神唱うるうちに舌もつる
つまづくごとに数珠くりなほす

閼伽井戸のつるべの水音なつかしや
幼き日々の水あたたかき
        五月四日二時半閼伽水をくむ

あと二分などと時計をながめつつ
さまにもならぬ歌つくりおり

冷えこみもここでは冬の厳しさよ
五月五日の紺碧の空

灌佛会花盛られたり本堂の
裏山ちかくうぐひすの鳴く

日光浴したき冷えこむ居室には
うぐひすの聲さんざめく聲

年一度女人禁制解かれたる
円通律寺に児や女らの聲

明遍の淋しき墓のたたずまひ
ゆんでに見つつ寺へと帰る

火の気なくしんと冷えこむ居室には
食事待ちわぶ若き僧たち

勤行の淋しきしらべ前讃の
節身につかず耳を澄ませる

花御堂掌に乗るやうな誕生佛
甘茶そそいで五体投地す

束の間の谷間の寺の陽差しなり
もの思ふわれをやさしく包む

じっと見るわが掌の線は錯綜す
五十路の行方いずこに向ふ

灌佛会お供への菓子多かりき
若き僧らのにこやかな顔

西日差し居室の障子の影絵ゆれる
高野槙なり円通律寺

薬食の時間おそしと待ちわびる
若き僧らは戸口にて立つ

御影堂の前に並んで読經する
入山前の思ひ出胸に

差し入れの焼き餅二つに切り分けり
平等行食虚心合掌

同じことくり返すことが行ならん
人の世なべて行ならざるはなし

暁暗に小鳥のさへずり響きける
しびれる足を耐へながら聴く

早足で行者は歩くものならん
手合はすひと目尻に捉へて

足袋洗う洗濯板の感触よ
思ひもうけぬ日々また楽し

微動だにせじと心に決めてより
足の痛みも楽になりたり

一日に三百四十二禮する
空しからずやと思ひかすめる

世の中はいかなる事や起りけん
諸佛の御み前ひたすら拝む

ひたすらに想ひつづけるひとあれど
別のひとのみ夢にあらはる

過ぎ去れば五十路のけふまで束の間よ
百三十五日何故にながきや

ごちそうの出るはずもなき食事なり
なにが出るかと話題にのぼす

うぐひすの聲聴きながら練習す
聲明の節ままならず

日曜も祭日もなき律の寺
陽差しばかりはやさしかりけり

草むしり土工の真似も作務でする
腹に力のないことも知る

捨てて来し妻の夢みてうなされる
祈りて我に念おくるやも

わが道に誤ちありやこの道は
定められけんわが選びけん

訣別を言ふは安けど因縁の
深きか夢に立ち現はるる

勤行に念珠忘れたり如法衣に
手をひそませて合掌をする

黄金の海はるけき空に浮かびたり
凝視めゐるわれ大門の陰

入山の瑞兆ならんか黄色の海
はるけき空にまぶしく浮かぶ

杉木立亭々とした石畳
霧雨やまず下駄音低し

聲明の讃頭はじめて勤めれば
作法もそぞろ鉢の音高し

はるばると来たるものかな転々と
生けるものかなふるさと想ふ

いまごろは朝餉の仕度するならん
猫二匹鳴く部屋を偲べり

釈迦如来静かにわれを見下しぬ
三昧遠し下界を想ふ

聲明は小鳥のはうがうまからん
うぐひすの頭山鳩の助

飢餓感も身にひしひしと迫りくる
行の激しさ餓鬼道もあり

薬食をいまや遅しと待ちうける
若き行者ら施餓鬼するなり

正座行しびれのとれぬ足を揉む
凍てしわが手に足あたたかし

二日間降り止まぬ雨暗き空
巣にこもりしかうぐひす鳴かず

かゆ腹のけだるき思ひ端坐して
読經の声に艶なからんか

落ち込みし気分は雨の故などと
過ぎこし日々の思ひたちきる

道場から帰ればかすかにあたたかし
火の気なき居室に人の気残る

二十年これから役に立つならん
五十路のわれに時間貴し

朝には理趣經唱へ夕には
観音經唱ふ得難き日々を

歩々と行く蓮華の上のくらやみを
導かれるかみ佛の道

雨あがる奥の院参拝する日なり
小鳥の聲に耳傾ける

意味知らぬ真言となへ有難し
数多の佛加護をするらん

差し入れの菓子ほほばって時計見る
初夜の入堂時刻ちかづく

經文の暗誦なかなか身につかず
夜半目覚めて唱えみるなり

寄り道は許してくれぬ身なれば
明遍の墓はるかに拝む

しゃくなげのやさしき色や白椿
霧這ふ庭にいま花盛り

亭々とそびえる松の見事さよ
施餓鬼見守る鬼神の如し

厳しさも優しさもあり律院の
くらしに慣れて一月が過ぐ

西陽だけからうじて差す居室にて
黙念するや過ぎこし方を

行者とは物言はぬもの歓談は
裸になって風呂でのみする

大僧の寝過すことも人なれば
三通三下の鐘なし入堂す

夢も見ず目覚しまでは熟睡す
暮し慣れにし律院の日々

永遠に生きたためしは無けれども
さきあるごとく加行に励む

何人が照覧するやきのうけふ
われより他に知るひとぞなき

百禮の数少しと注意され
またやり直すこの気恥かしさよ

百禮をしつつ妹には重からん
作業の手順思ひ浮かべつ

うぐひすの鳴く聲聴けば去年の初夏
繁く歩みし六甲想ふ

変らずに在れと念ひつ日を送る
吾妹は部屋でペン握るやも

さわさわと葉ずれ淋しき竹林の
窓辺に寄りて烏鳴く聴く

去ぬる年さほど燃えにし情念の
いずこに行きし身心寂静

澄みわたる高野の森の空仰ぐ
紺青深きネパール恋し

欣求する浄土はいづこはるばると
のたうちまはり探しきたるも

小綬鶏よいづこにひとり旅立ちし
鳴かぬつれあひ連れての旅か

廟参の日には不可思議雨あがる
佛の加護か心かるがる

廟参の老男老女多かりき
田舎の顔でわれら見守る

日毎する施餓鬼の味を覚えしか
山鳩はくる読經の聲に

供養とは佛さまとのままごとか
とりかへとりかへお經をあげる

積み置きし善根なくて読經する
行方定めぬ五十路の朝

何がため誰がためかと問ひはせで
ただひたすらに經を読むなり

經に明け經にくれゆく日々なりき
日がな鳴きおり小鳥に似たり

伝授する和上の声はふるさとの
なつかしきなまりきびしきなかに

簡単なマントラ試験するといふ
覚えのわるき頭をなぐる

沐浴のふんどし干しつつ室友は
トンカツ食べたいしみじみと言ふ

呪を唱え早暁冷たき水かぶる
想像ほどにはつらきことなし

荷車のきしるが如き鳥の聲
いかなる鳥や姿見せてよ

一椀のおかゆ梅干塩こんぶ
味はひ食べるいとまもあらず

読經する真言唱ふ鈴を振る
念珠すりつつしびれをも耐ゆ

この行法終ればすぐに昼食か
などて思ひつ念誦に励む

しもやけの小指かなはぬかゆさにて
子供の如く噛んでみるなり

せせらぎの音消す如き雨となる
出るあてはなし雨よ降れ降れ

ままならぬ世の中だとは思へども
己がこころもままにならざり

うぐひすは經読み鳥ともいふならん
寺の四囲のおちこちで鳴く

雨季なるか数を繰る数珠しめりおり
人差指のすれるが痛し

濡れそぼる山脈はるか鳥の聲
浮かれて鳴くにあらじと想へど

数分の時の大きさ教へらる
追ひたてられて惜しまず動け

尻上げて雑巾掛けにつっ走る
長き廊下よ校舎なつかし

瞑想を教へし室友束の間も
法界定印静かに坐る

この庭に佛種蒔かれて育つらし
はればれの午後折紙伝授

散念誦数多ければ急ぎたく
これより他にすることなきに

じっくりと味はふごとく散念誦
終りしあとの気持の良さよ

やわらかき西陽居室に木漏れおり
掌にて掬ひあげたり

覚えよと宿題出されし經をよむ
門前の小僧うらやましと思ふ

ふとん干す祖母のふとんのなつかしき
日の光匂ふ木綿の厚さ

散念誦心急げば疲れたり
味はひながら楽々と誦む

オンバザラダドバンだけを千念誦
加行の峠か三昧境か

悲しげに鳴く鳥ありき暮れなずむ
空を見上げてわれも哀しき

月曜はパン焼く日なり後にした
記憶のなかの手順を想ふ

光の海念誦重ねつ現はるる
五体軽々浮かぶが如し

定時まで熟睡せんと願ふなり
お茶をこらへてつばき飲みこむ

なにがなし哀しきものよへだてらる
遠きにあらねど逢へぬ想ひは

かっこうの声まろやかに聴えくる
間のとり方のあのゆうゆうと

かっこうの鳴き声始めて耳にする
山林静か留まりてあれ

食事時耳に聴ゆる音楽の
幻聴なればあやにうつくし

かっこうは恋ゆえ止まず鳴きぬるか
子どもはひとの巣で育つらし

耳にせずなりてかれこれ五十日
傾聴したしわがモーツアルト

太きペン握りて記す両の手に
しもやけ痛し見つめつつ書く

日記帳つけつつ甲斐なき物思ひ
アルビノーニの曲われ知らずでる

去年のいまアルビノーニに聴き入りし
苦悩の日々を如何に思はむ

散念誦しずかに繰れば黄金の
かすみ広がる不可思議の空

黄櫨の木に気触れし指のはれあがり
曲りがたきを念珠繰る日々

食ゆえかつるりと光る肌になる
手を撫で眺む人生重し

老僧の寂々とした聲明に
耳傾むけつ道程想ふ

幸せで過してくれと祈念する
妻の眼差し思ひ泛べつ

二昔まえに果てたりたらちねの
母立ち現わるる夜毎の夢に

いかほどか孝行したるつもりなり
慙愧身を食む思ひ出もあり

一人去りまた一人去りしていまはただ
健在なれとはらから祈る

冷えこみの厳しき朝の道場で
明けゆく空に心なぐさむ

碧落の浪速にはなき澄明さ
カトマンドウの日々なつかしむ

指は脹れ痒さもひどし身をよじる
集中ならず固く眼を閉ず

四時ならばもう白々と明けそめる
高野の山の杉黒々と

次々と日程細かにこなしつつ
五分の時の貴きを知る

大盛りのスパゲッティ楽々平らげる
わが胃袋に敬意を表す

逸るとて月日の流れ変らざり
日記つけつつやはり日を繰る

味噌汁に数個のだんご沈みおる
心遣いの食当にくし

十度からいきなり二十五度になる
高野の寺の気まぐれの気

空腹の朝待ちかねし一椀の
粥の後味ほのかに甘し

梅干のどこにでもある味ぞかし
静かに含め思ひ出充ちる

足首に座行の厳しき傷できぬ
あきたる穴から生命もれ出ず

沛然と音も激しき庫裡の屋根
受戒を受ける背に響きけり

受戒受く一〇八人の求道者
青き眼の男女もゐたり

丁字噛む受戒の式の堂前に
雨脚しげくわれ宙に浮く

妻からの心盡しの荷をほどく
眺める行者眼なごめり

霧雨に変りしけふの受戒式
なに手遅れかしとど待たさる

三百余み佛のみ名称へつつ
百余の沙弥が三百余禮す

經文の暗唱テスト落ちこぼれ
五人の仲間と懺悔行する

疲労したからだむち打つ三百禮
こころのなかはすがすがしけり

密教は観想抱く世界なり
佛になったり罪を負ったり

腰痛に悩まされつつ入堂す
などてか暗くこころ沈めり

追試まで落ちこぼれたり立義文
覚えし筈が出てもこないで

日程の半ば過ぎたり昨日今日
しきりに想ふ出で発ちし日を

御影堂の陰くっきりと心にも
焼きつきたればひとしほ思ふ

慚愧多き半生なればここにきて
読經三昧ひねもす合掌

碧落の吸ひこむ如き森の空
烏さかんに何事かいふ

わが選びし半生なればつれあひの
ことあげなどはすべきにあらず

夜に日に断ち切りし筈の妹が身を
思ひて口に真言唱ふ

別れても愛せざるにはあらざりき
愛あらばいまわれ発たしめよ

雨上り赫赫と燃ゆ陽の下に
せせらぎの音小鳥鳴く聲

鴬の聲聴かぬ日無くしみじみと
ここにくらせり共生の浄土

束の間の夢に現はるきみが影
目覚めざりせば逢へにしものを

あと二分あと一分と数へつつ
想ひをこらす歌の生命に

六月も二十日を過ぎてなほ寒き
高野の寺の沐浴の音

ほのぼのときみが想ひ出抱きつつ
冷えこむ床に横たはる我

夢ならばせめて優しく抱けかし
つれなきわれは心凍てしか

ここに来て過ぎこし方をふともらす
老い自覚する行者きびしき

半生はうたかたなりしこれからは
いかに歩まん念珠握りつ

いまははや晩年だとの自覚あり
こころの逸る日々過しつつ

つぎつぎとこころを過ぎる想念に
惑ふ日もありつよく合掌

ご寳號唱ふるうちに物故せる
身内の姿ありあり泛ぶ

父想ひ母想ひつつ散念誦
生きてありしぞわが血の裡に

高ぶりし荒りし日々いづこへか
和やかなりき掌あたたかし

麺麭の香も蜜柑の香もうれしけれ
なに想ひつつ荷造りせしか

懺悔なき身にはあらねど半跏趺坐
われ佛體なりと観じ目を閉ず

雨季去りし高野の森の碧落を
見上げ見上げつ濡縁を拭く

すらすらと出来る日もありぐずぐずと
詠めぬ日もありされどペン持ち

作務衣着て作務するわれを見し姉は
なに思ふらんなつかしき顔

久々に見し姉の顔つつがなく
夢見のわるき杞憂ぬぐひたり

青空も陽差しも風も哀しけり
寄る辺はいづこ漂へるわれ

凝然と行方見詰めておりはせじ
けふ一日をただ生きて在れ

み佛はわが身を使ふて何かせん
保身の術は思ひ浮かびも

耐へがたき思ひがつのる昨日今日
残りの日々の憎きながさよ

しばらくは歌も詠まずに日をおくる
こころいづこかさまよひゐたり

恋人よいかなる日々を過しけん
身悶えつつ行を重ねる

日程もほぼ大詰めと迫りきて
宿業深し変らざるわれ

降りやまぬしぶとき雨の音聞けば
雨季の旅路がまた蘇る

祖母の死も知らずに過ぎし若き日の
雨季の旅路かくり返しおり

もう五日降りやまぬ雨かいくぐり
ひぐらしの声肺腑を抉る

夕暮れに鳴くひぐらしの声聞きつ
まだまだ遠し下山の日思ふ

護摩の火の赫々と燃ゆ束の間に
支木投げつつ生きざま思ふ

結願の夜静かに手を合せ
ねぎらひ呉れし師うれしかり

夢にみし丸山博和服着て
われ聲かけど無視して去りぬ

残る日も指呼の近きに迫りきて
くたびれたるかみなもの言はず

晴れわたる空見上げつつ
明日は原爆の日と思ひだす

伝法の灌頂を受けくらがりの
燈火みつめる空しきからだ

延々と受けつがれ来し灌頂の
壇に入りて暗きを感ずる

なかなかに時は流れず烏鳴く
聲聴きながら下界を恋ふ

去ぬる日も一桁台にと迫りきて
じれる想ひはいま盛りなり

小雨降る律寺の庭にしのび寄る
紅葉の紅よ初秋の冷気

成満の日近き雨の日の
障子張る僧刷毛の手早し

行道の成満の朝心澄まし
耐へ過したる日々ふり返る


    七 寶 瀧 寺

紅葉の七寶瀧寺に留錫す
護摩赫々とわが頬を染む

祖父母住みし廃屋の庭にしゃがの咲く
五十回忌の墓前に供ふ


      

   【 俳 句 】

剃りたての青き頭に若葉映ゆ

身につきし衣着る日々夏近し

鳥の聲繁くなりたり雨上る

しゃくなげの木立心經こえてくる

ひび割れも癒えてしゃくなげ花盛り

獅子吼する松籟背骨に共鳴す

小綬鶏に呼ばれてついと腰うかす

小綬鶏の甲高き聲妹に似る

また冷えて小用近し手をこする

月飛ぶ夜明けて袂を分ち生く

あてもなき道程なれば旅を行く

みじか夜や名残りの肌でもみじ踏む

杉木立墨絵の如く霧沈む

色を増す緑に染まり番茶呑む

うぐひすや遠ざかりつつわれを呼ぶ

しもやけの指さすりつつ歌を詠む

沐浴の飛沫すさまじ若き僧

うぐひすが鳴きやみてのち蛙鳴く

かっこうの鳴く聲聞きつ便所待つ

煩悩もここで盡きたり真別所

艸深き共生浄土に日が暮るる

寢苦しき一夜が明けて深き碧落

閉じてきし扉のなかの眼が凝視め

参照ページ 山内宥厳・四度加行日誌 


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