東光寺の日々

東光寺の暮らしのなかから創作される、詩歌や散文。

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棟方志功の
彫刻刀の切っ先が
切り屑をくるりと巻いて
手許に落ちてくる

切り裂いていく
細い線が
糸月のような
女の上瞼と下瞼を彫り
最後に唇が彫られる

豊満な女の欲望を称えて
紅花の色に
刷りあがることだろう

画面すれすれに
目を皿にして
作画する孤高の様子が見える

閉じられた唇のなかに
世界を切り裂くような裂帛が息づいている

朱色の唇が鮮やかな女は
佛の名前が付けられたりして
艶然と微笑している




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