東光寺の日々

東光寺の暮らしのなかから創作される、詩歌や散文。

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梔子

天が荒れ
地が荒れ
のたうち回っている大地に
今日も烈日が射す

僕はなにかをしなくちゃならぬ
東北が壊滅して
悶々数年
日本列島だけでなく
曾遊の地
ネパールでも
瓦礫の山が築かれた

この世が
歪んで
正常ならざる時
ひとはなにをなし得るか

本堂の前に植えた柿の樹と
競いあうように伸びすぎた梔子
背丈を超える冠になって
通路を妨げ
開いた匂う花も
天空に向いて咲いている

子供の頃に経験した
軍国主義国家の雰囲気が
醸成されつつある
闇の気配
篭もる憤り

剪定鋏を手に
世の暗い空気を断ち切らんとばかり
伸び放題の傾いた梔子に
鋏を入れていく


IMG_5322.jpg
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| 東光寺山博物誌 | 09:48 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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