東光寺の日々

東光寺の暮らしのなかから創作される、詩歌や散文。

2015年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年06月

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福山駅で

きょう
義妹が死んだ
誰もいない
駅の待合室から
掛けた電話に
弾まない妻の声が告げる
姉の死を知ったのも
福山から
広島へ向かう車中だった
当然のことが
突然起きる
冷静に受け止める
自分がいる
誰も慌ててはいない
走る車中で
共に過ごした姿を
声を
笑顔を思い出し
瞑目する


IMG_3658.jpg

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| | 21:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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福山へ

近鉄車中
晴れて
雲はないが
大気は透明でない
大陸の砂塵が
浮遊してるのか
わが視力の
翳りでもないだろう
こんな日に
車が
狐の嫁入りに遭遇すると
愛車が
黄な粉にまみれた
団子に変身する
東光寺山に繁茂する
葛などを
砂漠に植えて
砂抑えにならぬか
などと思う


airpolution.jpg


| | 10:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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トンネル

田園に点在する
黒い甍の家や
小山
藪木立
晴天をかい潜って
ズボッと闇に飛びこみ
トンネルを抜ける
色とりどりの瓦やビル
大和川の流れが
わずかの間
光って
視野から失せる
車内には
スマートフォンが目立ち
かく言う私も
iPhone6プラスで
これを書いている
布施
次が鶴橋
幾たび往復したか知れない
近鉄の路線の
優先座席は避けて
車内詩を
アップする

| 未分類 | 10:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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白雲木の下で

五月は
いのち萌える月
満月の昨夜
パン作りから
東光寺へ帰ると
火鉢池のメダカを
見下ろすように
白い花が
迎えてくれる
白雲木は
植木屋の知人が
印度の沙羅樹ですと
苗木を下さったが
大きく育つと
違った木
白雲木だと分かった
植樹して十数年
木の芽どきの
小さな葉が
掌よりも大きな葉になり
葉陰に
遠慮がちに
下向きの花を広げる
今朝もメダカに餌を持っていくと
枯葉を拾う私の手を
突つくかのように
メダカは泳ぎ
ひとつまみの微細な粉末を撒いてやると
いっせいに食べ始める
数えると
十四尾
いや十五尾か
東光寺山は
いろんないのちにかこまれて
みんな生きてる


IMG_3854.jpg
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| 東光寺山博物誌 | 13:16 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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