東光寺の日々

東光寺の暮らしのなかから創作される、詩歌や散文。

2015年03月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年05月

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徳島へ行く

今日は
四国へ渡る
阿波の国
徳島は生まれ故郷で
眉形に見える
眉山の裾で
七十九年前
私は生まれた
故郷には
私の記憶のなかで
一家で放浪した悲惨が
いつも巣食っていて
汽車の窓から
振り返るように
もう見ることもあるまいと
思いつつ眺めた眉山が
いまも記憶のなかに
そのまま見える

母が死に
父が死に
二人の齢をとっくに越えた私が
生きていて
ハンドルを握って
いまから走る
徳島の眉山の懐へ

おまはんひろちゃんでないで
どないしとったん
こどものときのままやねえ
おまはんちっともかわらんでえ
いまなにしよんで

徳島訛りのきつい
従妹の声が
間も無く
聞こえるような気がする
そんな肉親は
一人もいなくなってしまったが

出発





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They're waiting in Paramita

They're waiting in Paramita


In the Ganges they swam.
In the Ganges they drifted.
In the Ganges they flowed by.

Abave the Ganges the sun rise.
Abave the Ganges the day passes.
Abave the Ganges the sun set.

At the Ganges it darkens.
At the Ganres night comes.
At the Ganges moon rises.

The Ganges Flows now.
The ganges flowed then.
The Ganges will ever flow by.




 彼岸でだれかが待っている 
 
  
 ガンジス河で泳いでた
 ガンジス河に浮いていた
 ガンジス河を流れていった

 ガンジス河に陽が昇る
 ガンジス河に昼がくる
 ガンジス河に陽が沈む
 
 ガンジス河が暗くなり
 ガンジス河に夜がくる
 ガンジス河に月がでる
 
 ガンジス河は流れてる
 ガンジス河は流れてた
 ガンジス河は流れていった




      詩・山内宥厳   by Yugen Yamanouchi
      訳・ペテロ・バーケルマンス神父 transreted by Peter Baekelmans

 詩集「共生浄土」のなかの一篇ですが、本を整理していたらペテロ神父が英訳してくださって本に挟み込んであったのが出てきましたのでアップしました。
 この詩はパン工房でパンを作りながら聴いていた喜多郎のシルクロードのメロディに合わせて黒板に即興で書いた詩です。



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