東光寺の日々

東光寺の暮らしのなかから創作される、詩歌や散文。

2014年05月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年07月

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崑崙の朝顔

崑崙から送られてきたという
珍しい朝顔の種を
その新聞記事と一緒にいただいた

崑崙といえば
孫悟空となにか関係がありそうだと思いながら
10粒の種を
ティッシュペーパーを下敷きに
水に浸して4日目
白い毛根が殻を破って吹き出してきた

堆肥と酵素風呂の粉を土に混ぜ
種をそっと並べて表土をかぶせておいたら
三日後に
双葉の芽がふたつ
姿を現した

翌日
本堂の前に鉢をおいて
じゃねと声をかけて
九州へと旅だった

博多の空は
孫悟空も喘息を起こしそうな
中国渡来の大気汚染に靄っていて
雲はないが青空はない
視界は2キロぐらいか
近くの山脈も霞んで
雄大な自然も
薄紙の向こうにあるがごとくだ

昨日のfacebookでは
茨城に光化学スモッグ警報が出てると報告があった
見えない放射能のことは評価のしようもないから
情報は一切流さないという政府は
この見える大気汚染も
解消しようがないので騒がないのだろう

朝顔の葉が
大気汚染の観察に役立つなんてことを
これを書きながら思いだしたが
染みが入った朝顔の葉が
満艦飾になったところで
どこへも隠れようがないのが
暮らしというものだ

旅から帰って
出迎えてくれた朝顔の元気そうな苗を見ながら
和尚は
筋斗雲に乗って飛翔できない
地についた人間の暮らしに
あらためて思いを馳せる



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| 東光寺山博物誌 | 10:03 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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朝の珈琲

Sumatraという袋を開けると
珈琲豆の香りがひろがった
40年以上も使ってる
手回しの機械に
三杯分の豆を入れて挽く
ひろがった香りに
木漏れ日のようなやさしさがあって
旅の土産にくれたひとの
こころばえを思いながら
朝の珈琲を飲む
朝刊もあまり読まなくなってきた私の前の
マックのノートのskypeに
笑顔があって
珈琲を楽しみながら
日曜日の朝がはじまった



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